インプラント学会の種類について

国内外には複数のインプラント学会があり、それぞれがインプラント治療の発展や安全性の向上を目的とした活動を行っています。各学会の違いや特徴を理解することで、より信頼度の高いインプラント治療に臨めるでしょう。

ここでは、各インプラント学会の特徴や調べ方について解説します。

インプラント学会の種類と違い

インプラント学会には、日本国内にある日本口腔インプラント学会、ドイツを拠点とする国際口腔インプラント学会、アメリカが本部の口腔インプラント学会 日本支部（ICOI）などが存在します。

それぞれが特色ある活動を展開しており、歯科医療の発展に貢献しているのが特徴です。

それぞれの学会について解説します。

日本口腔インプラント学会

日本口腔インプラント学会は、日本国内の歯科学会としてインプラント治療の質の向上や、国民の健康増進を目標としています。

研究の推進や学術大会の開催、治療ガイドラインの発行、専門医の育成など幅広い活動を行っており、患者向けの市民フォーラムの開催といった一般の方への情報提供にも力を入れています。

水天宮前周辺にあるクリニック17院※2を調査し、「日本口腔インプラント学会専門医^※2が執刀するクリニック」「年中無休で19時まで診療しているクリニック」「手術当日に仮歯を装着できるクリニック」を厳選しご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

※1 2024年11月20日編集チーム調べ（「水天宮前　インプラント」と検索し上位67院を調査）

※2正式名称：日本口腔インプラント学会認定「口腔インプラント専門医」

国際口腔インプラント学会（ISOI）

国際口腔インプラント学会（ISOI）は、ヨーロッパにおいて歴史のあるインプラント学会「DGZI」の日本支部です。

ドイツ本国に4,000名、世界に12,000名以上^※の会員（2024年11月調査時点）を持つ国際的な組織であり、患者の利益と安全を重視し、会員の知識向上や情報提供を通じて歯科医療の発展に貢献しています。

※参照元：国際口腔インプラント学会（https://kokusai-implant.jp/）

口腔インプラント学会 日本支部（ICOI）

1972年に設立されたアメリカのインプラント学会です。世界規模^※のインプラント学術団体であり、歯科医療従事者への継続的な教育提供を重視し、最新の研究成果や治療技術の共有を行っています。

一般歯科医だけでなく、歯科技工士、研究者、大学教員など幅広い会員が所属する国際的な組織として知られています。

※参照元：口腔インプラント学会日本支部（https://www.icoi-japan.jp/）

学会の調べ方

各学会の公式サイトでは、活動内容や所属医師の情報を確認できます。また、学会主催の市民フォーラムや講演会に参加することで、より詳しい情報を得ることができます。

日本口腔インプラント学会
公式HP

国際口腔インプラント学会
公式HP

口腔インプラント学会（ICOI）
公式HP

それぞれのインプラント学会では、インプラント治療の質の向上に向けて独自の活動を展開しています。

研究の推進や医師の育成、最新情報の提供を通じて、より安全で信頼できる治療の実現を目指しているため、こうした学会の活動を参考にご自身に適した治療を選択すると良いでしょう。